職業体験

先日、中学生が看護部の職業体験に来てくれました。

学生さんによると、人気な職業体験の場所第1位は飲食店だそうです。
そんな中、「病院で体験したい」と希望してくれたことをとても嬉しく思います。
病院内の見学の際は「こんな所があるなんて知らなかった」と目を輝かせていました。
普段、外来や病室へ行く機会があっても、病棟の内部まで見る機会は少ないですよね。

実際にお互いの脈拍や血圧を測定してみたり、シーツ交換をしたり
酸素マスク装着や機械浴の患者体験、車椅子の走行介助など、
様々な看護のケアを体験してもらいました。
特に、車椅子乗車は想像以上に怖かったようで
「ドアにぶつかりそうで怖いから、もっと手前で止まった方が良いな」
「声掛けしてくれたら安心する」
「どっちに行くか分かっていたら大丈夫」と
学生さん自らの気づきも多かったようです。

後半には、患者さんとコミュニケーションを取りながら
一緒に折り紙やクリスマスカード作成をしました。
患者さんもとても笑顔で喜んでおられました。

学生さんからは最後に「楽しかった」と感想をもらえました。
担当した私自身も楽しかったです。

今回の経験が看護師を目指すきっかけになれば良いなと思います。